家族それぞれに島が欲しいなら、ソフトを買い足すだけでは足りません。
『あつまれ どうぶつの森』では、1台のNintendo Switchに作れる島は1つです。パッケージ版を2本買っても、ダウンロード版を足しても、同じです。別の島で遊びたいときは、本体がもう1台要ります。Switch 2 Editionでも、この前提は変わりません。
じゃあ2台目を買えば、ソフトは1本で足りるのか。行き来にはOnlineが要るのか。1つの島を共有するのと、何が違うのか。公式の案内を調べてみました。
別の島が欲しいなら、足りないのはソフトではなく本体
家族で別の島を持つ条件はシンプルです。本体を人数分用意することです。
任天堂のよくあるご質問では、1台のSwitchと1本のソフトで、本体に登録したユーザー最大8人が1つの島を共有すると説明しています。ソフトを何本使っても、作成できる島は本体1台につき1つです。公式サポートの複数の島を作成したいでも、同じ案内です。
セーブデータはゲームカードではなく、本体側に残ります。だからパッケージ版とダウンロード版を両方買っても、島は増えません。あつ森セットの案内にも、別の島で遊びたい場合は別の本体が必要だと書いてあります。
この「複数の島」の説明は、Switch 2 Editionにも該当します。2台目がSwitch 2でも、1台1島は同じです。
というわけで、ソフトの本数を先に考える必要はありません。先に足りないのは本体です。
2台目を買ったあと、ソフトはもう1本要るか
2台で同時に遊ぶ、お互いの島へ遊びに行くなら、ソフトも人数分要ります。本体が2台あれば島は2つ作れますが、行き来までするならソフト1本では足りません。
公式の商品情報では、ローカル通信もインターネット通信も「1台につき1人が遊ぶ」とあります。ローカルでおでかけするには、本体の台数分のソフトが必要です。インターネットで行き来するなら、Nintendo Switch Onlineへの加入も必要です。
ダウンロード版を1本持っているだけだと、同じソフトを2台で同時には使えません。バーチャルゲームカードは、同じアカウントで使える本体が1アカウントにつき2台までです。同じカードを2台に同時セットして遊ぶことはできません。
同じニンテンドーアカウントで、同じダウンロードソフトを2本買うこともできません。ダウンロード版を2本用意するなら、アカウントを2つ用意して、それぞれで1本ずつ買うことになります。
ファミリーへの貸し出しという機能もあります。期間は14日、同時に貸せるのは最大3人です。貸し出し中は、貸した側はその本を使えません。2つの島を普段使いするための仕組み、というより、一時的に貸す機能です。借りた側であつ森の新しい島を作れるか、貸した側の島データがどうなるかは、公式のあつ森向け説明では確認できませんでした。
ちなみに、あつ森セットの同梱ソフトはダウンロード版です。初回起動にはeショップへの接続とニンテンドーアカウントが要ります。すでにダウンロード版を買ったアカウントには登録できません。2台目をセットで買うなら、登録するアカウントを先に決めておいた方がよいかなと思います。
1つの島を共有する、おすそわけ、別の島は別物
「家族であつ森」には、よく混ざる遊び方が3つあります。
1つの島を共有する。これが1台の本体でできることです。ユーザーを分ければ、最大8人まで同じ島の住民になれます。同じ島の住人同士なら、パーティーモードで同時に遊べます。最大4人で、プレイヤー1人につきコントローラーが1個要ります。
最初に島へ名前をつけた人が島民代表です。一部の発展イベントは、代表にだけ発生することがあります。代表はゲームの中では変えられません。変えるならセーブを消し、最初からやり直すことになります。消すと、その本体の全ユーザーのセーブが消えます。
誰を代表にするかは、1つの島に住むと決めたあと、子どもが始める前に、島民代表を誰にするか確認すると進めやすいです。別の島を作る話とは、判断の場所が違います。
1台での同時プレイも、別の島ではありません。公式サポートではパーティーモードと呼ばれ、スマホの「住人呼び出し」から始めます。住民が代表1人だけだと、この呼び出しは出ません。全員がスマホを持つところまで進める必要があります。公式商品情報の「おすそわけプレイ」は、Joy-Conを横持ちで使える場面の注記で、パーティーモードとは別の言葉です。
パーティー中、リーダー以外は会話もスマホもポケットも使えません。手に入れたものは、案内所のリサイクルボックスへ送られます。同じ画面を分け合う遊び方で、各自の島を持つ遊び方ではありません。
Switch 2には、名前の似た「おすそわけ通信」もあります。対応ソフトを、通信中だけ相手のSwitch 2で遊ばせる機能です。公式の対応一覧に、見えた範囲では『あつまれ どうぶつの森』もSwitch 2 Editionも入っていませんでした。「あつ森は非対応」と明記された文言までは確認できていません。ただ、この機能で別の島が作れる、という案内ではありません。
2台目を買っても、同じ島の住人にはなれません。2台目は、別の島になります。1つの島を2台で同時に発展させる、という使い方はできません。
別の島同士なら、遊びに行ける
別の島にしたあと、家族の島へ遊びに行けるか。ここはできます。
飛行場から、フレンドの島へおでかけできます。自分の島へ招くこともできます。ローカル通信なら、Onlineへの加入は公式では必須と書かれていません。インターネットで招くなら、Onlineが必要です。あらかじめSwitchのフレンドに追加しておく必要があります。
ローカルでもインターネットでも、1台につき1人が遊びます。Switch 2 Edition同士のインターネットは最大12人、初代版と通信する場合は最大8人です。初代版だけのローカル・インターネットは最大8人です。
通信は、参加者全員がセーブして終了します。空港の受付か、−ボタンのメニューから終了します。セーブせず終了した人がいると、全員が最後のセーブ時点に戻ります。
1人で自分の島だけ遊ぶ、同じ本体の家族だけで遊ぶ、という範囲では、よくあるご質問はOnline加入を必須とは書いていません。加入が明記されているのは、オンラインプレイ、夢の島、一部のコラボなどです。
Onlineは本体ごとではなく、ニンテンドーアカウントごとに入ります。入ったアカウントを連携すれば、SwitchでもSwitch 2でも使えます。何台に連携しても、料金は変わりません。
個人プランは税込で、1か月400円、3か月1,000円、12か月3,000円です。ファミリープランは税込で12か月5,800円、最大8アカウントです。同じ本体のユーザーでも、同じファミリーグループでなければファミリープランは使えません。料金はNintendo Switch Onlineのファミリープランで確認してください。2026年7月1日に改定されています。
子ども用の島を分けるなら、アカウントも分けておく
子ども用に別の島を作るなら、本体だけでなく、誰のニンテンドーアカウントでソフトを持つかも先に決めた方がいいです。
Onlineの個人プランを保護者のアカウントで買うと、子ども側では使えません。12歳以下が使う場合は、子どもアカウントと保護者アカウントの両方が必要です。個人プランの利用券も、使う側のアカウントで買います。
子どもアカウントは、0歳から17歳が対象です。18歳以上の保護者が作ります。メールアドレスは不要で、パスワードは保護者が管理します。作ると、そのファミリーグループへ自動で入ります。グループが8人いると、新規には作れません。
ファミリーグループの誰か1人がファミリープランに入れば、別々の本体でもメンバー全員がOnlineを使えます。別の島同士でインターネット訪問するなら、こちらの方が分かりやすいかなと思います。
まぁ、アカウントを分けただけでは、本体のプレイ時間制限はかかりません。制限は本体側か、『Nintendo みまもり Switch』で設定する案内です。
夢の島は、もう1つの実島ではない
Onlineに入ると、ユーザー1人につき「夢の島」を3つまで作れます。2026年1月15日配信開始のVer.3.0で追加された機能です。
ただ、これは本体1台1島の例外ではありません。普段の島とは別に、夢の中で開拓する島です。Onlineに入っても、本体1台に作れる実島は1つのままです。
家族で別の島が欲しい、という問いに対する答えにはなりません。
おわりに
家族で別の島を持ちたいなら、必要なのはソフトの買い足しではなく、本体がもう1台です。Switch 2 Editionでも同じです。
2台で同時に遊ぶ、お互いの島へ遊びに行くなら、ソフトも人数分要ります。ダウンロード1本を2台に入れることと、2台で同時に遊ぶことは別です。インターネットで行き来するなら、Onlineも要ります。
1つの島で足りるなら、本体は1台のままで、最大8人まで住民になれます。1台での同時プレイは、その島の中の遊び方で、別の島ではありません。
どっちが家に合うかは、各自が島を持ちたいのか、同じ島で暮らしたいのか、で分かれます。本体を足す前に、そこだけは決めておいた方がいいでしょう。
